Tange industry, the diary of the representative.
令和7年1月を迎えました。明けましておめでとうございます。
今年はたびたび報道されている2025年問題といわれている年です。聞いている時はああそうかと思っていましたが、どこか他人事のようにとらえている自分がいました。こういうところが、気を付けておかないと知らず知らずのうちに「ゆでガエル」状態になっていくのかもしれません。その中で少子高齢化は相当前々から言われていますが、どんどん進んでいっています。その結果、社会保障制度を維持するため、納めなくてはならない保険料金等がどんどん上がっています。少子化を防ごうと、育児休業制度の拡充、子育て支援金や出産費用の助成、医療費免除等の施策をしていますが、厳しいようです。先進国では各国が深刻な課題になっているそうです。
少子化については社会保障制度の拡充だけではなく、価値観の変化が大きいのではないかと思います。教育の変化もあり個人を尊重するあまり道徳教育や社会性の教育が軽視され、他者とのつながりや大切さが理解されず、何か成功したならば、自分の力だと勘違いするような方もおられるかもしれません。確かに、何かを成功させるには本人の相当な努力が必要なのはもちろんですが、そこに至るには周りの人の支えがあるはずです。感謝する心、素直な心が人の進歩の原動力になる気がします。こういったことを言うと、なんと幼稚なと思われるかもしれませんが、子供の時に聞いた言葉や、子供に向けて言っていることが、これがどうしたことかなかなか実行が難しい。知っていると実行することはこうも違うかと思うこともしばしばです。心して生きなければと反省する次第です。
科学技術の進歩が著しい昨今、21世紀は心の時代と耳にしますが、そういった言葉が出てくるのは人類の人としての進歩の表れなのでしょうか。
天才と称される20世紀最大の理論物理学者のアインシュタインは云います。
「優れた科学者を生み出すのは知性だと人は言う。彼らは間違っている。それは人格である」
これからも科学技術の進歩は相当の速さで進んでいくのではないかと思います。使うのは人間です。21世紀が心の時代というのであれば、世界で起きている戦争、紛争が終結に導く方向に向かってもらえればと願うばかりです。
私も心を高められるように、そして、これまで当たり前といわれることに感謝の心がきちんと持てるように、一生懸命作業に従事してくれている社員と共に、無事故無災害、重大事故ゼロ、有意注意で作業に取組み、社員との報連相は密にとり、技術だけが先行し人間力が置いてきぼりにならないように利他の心をもって精進して参ります。
災害に被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
被災地の一日も早い復興を心よりお祈りしております。
この度は、弊社ホームページをご覧いただき大変ありがとうございます。
茨城町の株式会社田家工業のホームページをご覧頂き、ありがとうございます。
お問合せ・ご相談はお電話・メールにて受け付けております。
お気軽にお問合せください
どのようなお悩みのご相談でも結構です。
あなたさまからのご相談をお待ちしております。